資産形成と今の幸せを両立する。わが家の予算管理術

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「将来のために貯金しなきゃ」そう思うほど、外食や旅行、子どものためのお金まで我慢してしまっていませんか?

私も以前は、節約を優先するあまり、お金を使うことにストレスを感じていました。

しかし、「予算を先に決める」という家計管理に変えたことで、資産形成を続けながら、家族との今の時間も一緒に楽しめるようになりました。

この記事では、30代子育て世代のわが家が実践している予算管理術と、お金の不安を減らしながら将来と今の幸せを両立する考え方を、実体験を交えて紹介します。

❶ 節約を頑張りすぎると、今の幸せを失ってしまう

資産形成は大切です。

でも、私が実際に家計管理を続ける中で気づいたのは、節約を頑張りすぎると、今の幸せを失ってしまうということでした。

私は資産形成を始めた頃、「とにかく支出を減らそう」と考えていました。

食費や日用品はもちろん、外食や旅行、子どものおもちゃや服、妻の化粧品や洋服まで、「本当に必要?」と考えるようになっていたのです。

もちろん無駄遣いは減りました。

しかし、その一方で、お金を使うこと自体が悪いことのように感じるようになりました。

「旅行に行きたいけど、もったいない。」
「子どもが欲しいと言っているけど、本当に必要かな。」
「自分の趣味にお金を使うのは我慢しよう。」

そんなことを考える時間が増え、気づけば私だけでなく家族にも我慢を求めるようになっていました。

家族も節約の大切さは理解してくれています。

ですが、我慢ばかりの生活ではストレスが溜まり、家族みんなが笑顔で過ごすことはできません。

将来のためにお金を貯めることは大切です。

住宅ローン、教育費、老後資金など、30代の子育て世代には準備しなければならないお金がたくさんあります。

だからといって、「今」を犠牲にしてまでお金を貯めることが、本当に豊かな人生なのでしょうか。

私は何度も自分自身に問いかけました。

そしてたどり着いた結論は、資産形成は我慢では続かないということです。

大切なのは、お金を使わないことではありません。

必要なものには安心してお金を使い、不要なものには使わない

このメリハリを作ることが、家族も自分も幸せになりながら資産形成を続けるコツだと考えるようになりました。

だから私は、「とにかく節約する」という考え方をやめ、家族みんなが前向きに続けられる家計管理の方法へ切り替えました。

それが、今も資産形成を続けられている一番の理由です。

❷ わが家がたどり着いた答えは「予算を先に決める」ことだった

節約ばかりを意識していた頃の私は、「今日はいくら使った」「今月は使いすぎた」と、お金を使うたびに気にしていました。

その結果、お金を使うことがストレスになり、家族との外食や旅行まで心から楽しめなくなってしまったのです。

「このままでは資産形成は続かない。」

そう思い、家計管理について本やYouTubeで学び、自分なりに試行錯誤を繰り返しました。

そして、わが家がたどり着いた答えが、先に予算を決める家計管理です。

やり方はとてもシンプルです。

まずは、1年間で実際に手元へ入るお金(手取り年収)を把握します。

会社員であれば、源泉徴収票や給与明細を見れば、おおよその金額が分かります。毎年の収入変動が比較的小さいのは、会社員の大きなメリットだと感じています。

次に、「今年はいくら資産形成に回したいか」を先に決めます。

例えば、

  • 妻と自分の手取り総額:500万円
  • 年間で貯めたい金額:100万円

だとすると、

500万円 − 100万円 = 400万円

この400万円が、1年間で安心して使っていいお金です。

以前の私は、「余ったら貯金しよう」という考え方でした。

しかし実際には、余ることはほとんどありませんでした。

一方で、先に貯蓄額を確保してしまえば、残った400万円は「使ってはいけないお金」ではなく、「計画的に使っていいお金」になります。

この考え方に変えてから、お金に対する気持ちが大きく変わりました。

「ここまでなら使って大丈夫。」

そう思えるようになり、外食や旅行、子どもの思い出づくりにも、以前より前向きにお金を使えるようになりました。

もちろん、何でも好きなだけ使うわけではありません。

限られた予算だからこそ、「これは本当に自分たちの幸せにつながるお金の使い方だろうか」と、自然と考えるようになります。

私にとって予算とは、支出を縛るものではありません。

家族との今を楽しみながら、将来の資産形成も続けるための”安心して使うためのルール”なのです。

❸ 年間予算を4つに分けると家計は驚くほど管理しやすくなる

「年間で使っていいお金」が決まったら、次はそのお金を振り分けます。

私も最初は家計簿アプリで細かく管理しようとしましたが、続きませんでした。

細かく分類すればするほど面倒になり、把握ができなかったからです。

そこで試行錯誤した結果、わが家では4つに分けるだけというシンプルな方法に落ち着きました。

わが家の予算の分け方

分類内容
毎月の固定費毎月ほぼ決まっている支出
(住宅ローン、電気代、通信費、給食費など)
毎月の変動費毎月変動する支出
(食費、外食費、日用品など)
毎年の固定費将来ほぼ確実に発生する支出
(固定資産税、保険料、家電・車の更新など)
毎年の変動費不定期の支出、楽しみのための支出
(学校品費、旅行、交際費、子どもの服やおもちゃ、夫婦のお小遣いなど)

ポイントは、毎年必ずやってくる大きな出費を「突然の出費」にしないことです。

例えば、冷蔵庫や洗濯機は10年前後で買い替えることが多く、車も10~15年、または10万km前後で買い替える可能性があります。

「いつか壊れる」と分かっているものは、私の中では突発的な出費ではありません。

そこで、家にある家電をすべて書き出し、それぞれのおおよその寿命と買い替え費用を調べました。

さらに車の買い替え費用も含めて計算し、買い替え費用として毎月少しずつ積み立てています。

この積立金は生活費とは別の口座で管理しているため、「急に冷蔵庫が壊れた」「車検が重なった」と慌てることがほとんどなくなりました。

そして、私が最も大切にしているのが毎年の変動費です。

わが家では、お小遣いを毎月決めるのではなく、年間予算として考えています。

例えば、

  • 妻の自由に使えるお金:7万円/年間
  • 私の自由に使えるお金:5万円/年間
  • 旅行費:15万円/年間
  • 子どもの服や誕生日代:10万円/年間
  • 交際費(会社での飲み会など):3万円/年間
  • 共通品費(食器、筆記用具、美容品費など):10万円/年間

などを最初から予算に組み込んでいます。

この方法にしてから、お互いのお金の使い方に口を出すことがなくなりました。

「そのお金は自分で自由に使っていい」と決まっているので、必要以上に我慢することも、相手を気にすることもありません。

また、不思議なことに、予算額が決まっているからこそ、「本当に欲しいものなのか」と以前より考えてから買うようになりました。

さらに、使い切れなかった予算は、その年で無理に使うことはしません。

翌年の予算へそのまま繰り越します。

「今年中に使わなきゃ損」という考えがなくなり、本当に必要なタイミングでお金を使えるようになりました。

この家計管理を始めて感じたのは、予算とは我慢するためのものではなく、安心してお金を使うための仕組みだということです。

何にどれだけ使えるのかが分かっているからこそ、将来への不安を減らしながら、今の暮らしも楽しめるようになりました。

30代の子育て世代は、教育費や住宅ローンなど、これから大きなお金が必要になります。

だからこそ私は、「節約を頑張る」のではなく、「限られた予算をどう使えば家族が幸せになれるか」を考えることが、長く続けられる家計管理だと思っています。

❹ 節約を頑張るのは「毎月の変動費」だけでいい

結論から言うと、私はすべての支出を節約しようとは考えていません。

家計管理を続けてきて感じたのは、何でも節約しようとすると疲れてしまい、長続きしないということです。

だから、わが家では節約を意識するのは「毎月の変動費」だけと決めています。

毎月の変動費とは、

  • 食費
  • 外食費
  • 日用品費

など、毎月の使い方によって金額が変わる支出です。

例えば、外食費を月1万円と予算を決めれば、「今月はあといくら使えるかな」と自然に意識するようになります。

無計画に外食へ行くことが減り、本当に行きたいときに楽しめるようになりました。

食費も同じです。

例えば、月8万円と予算を決めておけば、その範囲に収まるように献立を考えたり、まとめ買いをしたり、自炊を増やしたりと、自然と工夫するようになります。

もし予算を超えてしまったとしても、私はあまり気にしません。誕生日が近いので、

「来月は少し意識してみよう。」

そのくらいの気持ちで十分だと思っています。

逆に予算内に収まったときは、「今月は何が良かったんだろう」と振り返り、次の月にも活かしています。

一方で、固定費は無理に節約する必要はありません。

住宅ローンや通信費、保険などの固定費は、別の記事でも紹介したように、最初にしっかり見直してしまえば、その後は大きく変わることは少ないからです。

毎月頑張って節約できる項目ではありません。

また、旅行や夫婦のお小遣いなどの毎年の変動費は、最初から年間予算を決めています。

そのため、何かを買うときは「予算の進捗率はどれくらいかな」と確認するだけで十分です。

このように考えるようになってから、節約に対するストレスは大きく減りました。

節約する場所を絞ること

それが、私が家計管理を長く続けられている理由の一つです。

家計管理は、すべての支出を細かく管理する必要はありません。

まずは、毎月の変動費である「食費・外食費・日用品費」だけを意識する。

それだけでも、家計は十分改善していけると私は感じています。

なお、この予算管理を実践するうえで、私が実際に使っているおすすめの家計簿アプリがあります。

詳しい使い方や選んだ理由は、別の記事で紹介していますので、興味があればぜひ参考にしてみてください。

❺ 予算があるから、お金を気持ちよく使えるようになった

以前の私は、お金を使うたびに「本当に使って大丈夫かな」と考えていました。

外食をしても、旅行へ行っても、どこかで「節約した方がよかったかな」と思ってしまい、心から楽しめていなかったのです。

でも、予算制を取り入れてから、その気持ちは大きく変わりました。

年間で使えるお金を先に決めているので、「ここまでなら使って大丈夫」という安心感があります。

もちろん、予算内であれば何でも買うわけではありません。

不思議なことに、「使っていいお金」が決まったことで、以前よりも買い物を慎重に考えるようになりました。

「これは本当に必要なのか。」

「家族にとって価値のあるお金の使い方なのか。」

そんなふうに、一度立ち止まって考える習慣が自然と身についたのです。

また、わが家では夫婦それぞれの自由に使える予算を年間で決めています。

そのお金の使い方については、お互いに口を出しません。

以前は、「それ、本当に必要?」と思ってしまうこともありました。

しかし、今は「そのための予算だから」と考えられるようになり、相手の買い物を気にすることがなくなりました。

小さなことかもしれませんが、こうした積み重ねが家庭の雰囲気を良くしてくれたと感じています。

旅行も同じです。

以前は、「今年は旅行をやめて貯金しようかな」と迷うことがありました。

今は、最初から旅行費を年間予算に組み込んでいます。

だから、旅行に行くと決めたら、お金の心配をするのではなく、「家族との思い出を思い切り楽しもう」と考えられるようになりました。

資産形成を始めてから私が一番変わったのは、「お金を使わないこと」を目標にしなくなったことです。

本当に大切なのは、お金を減らさないことではありません。

限られた収入の中で、自分や家族にとって価値のあることへお金を使い、将来への備えもしっかり続けることだと思っています。

だから今でも、毎年最初に「今年はいくら貯めるか」を決めています。

その目標を達成できる範囲で、家族との旅行にも行きますし、子どもが喜ぶことにもお金を使います。

使わなかった予算は翌年へ繰り越し、本当に必要なタイミングで使います。

この家計管理を続けるようになって、お金への不安は少しずつ減り、「お金は人生を豊かにするための道具なんだ」と考えられるようになりました。

お金は使わないために貯めるものではありません

自分や家族が幸せになるために使うものです

だから私は、先に貯める金額を決め、残ったお金を安心して使える**「予算制」**を選びました。

最初の年は、予算通りにいかないと思います。最初の年は支出の把握で良いと思います。

自分は何にお金を使っているだろうか?と知ることが大事です。

資産形成は何十年も続きます。家計を意識するように慣れば、必ず良い方向へ進みます。

これからも、資産形成だけを目的にするのではなく、家族との「今」も大切にしながら、お金と上手に付き合っていきたいと思っています。

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